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[本]ぼくは明日、昨日のきみとデートする (七月隆文)

 

1日で読めてしまう。

なんだ、このキュンキュン小説は…!

 

 

私はうまくネタバレるのができないので、ネタバレOKな方は参考記事もぜひご覧ください。

ネタバレ有りのまとめ&感想記事は、こちらが素晴らしくまとめてくださってます。漫画とか著者の他作品とかも紹介されてるのが完璧!

【ネタバレ有】映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の感想とあらすじ・伏線の徹底解説!/何度リピートしても楽しめる名作ライト文芸の映画化!【ぼく明日】 - あいむあらいぶ

 

 

映画と漫画と

本が2014年に書き下ろし、

発行部数が100万部を突破したことが発表された直後に、漫画の単行本発売、映画の公開があって、去年2016年は一際話題になってた小説ですね。

 

 

原作↓

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

 

 

漫画↓

 

 

 

あー特に小説のカスヤナガトさんの絵が素敵。

神様のカルテといい、植物図鑑といい、本当に大好きです。その女の子たち。 

 

植物図鑑

植物図鑑

 

 

 (ちゃっかり)

 

 

映画化のキャストもすごく良いと思う。

特に小松菜奈ちゃんは激ハマり!

図書館戦争から福士蒼汰が好きな私としては、高校生以外の役だ!(*☻-☻*) 

ヤバい!リアリティ!って感じです。

 

YouTube

 

 

 

感想とか (ちょいネタバレ?)

かなりフィクションなのに、

すごく切なくて感情移入してしまう。

 

あと、読後に

「あーこんな風に人を愛してみたい!」

って気持ちになる。

 

 

お互いの時間軸が違うと、
過去も共有できないし、話題も限られる。

それでも切ない関係が切れずにいるのは、

2人の、相手を思う気持ちがあるからで、

そんな関係を心底羨ましく思ってしまう。

 

 

 

状況はフィクションなんだけれど、

彼らの恋愛がフィクションではなくて、

2人の気持ちのすれ違いとか、

相手を傷つけたことを後から気づいたりとか、

好きでいることの辛さとか…

 

そういうところはすごくリアリティがある。

 

 

 

よくよく考えると、

私たちも、日々の時間を、それぞれが違って感じながら生きてる。

 

それぞれの時間でしかわからないこともたくさんあって、そんな自分の見えない部分に思い馳せて思いやることが出来たら、この2人みたいになれるのかな。

 

 

彼らがフィクションの中で愛おしく恋愛してくれてるのを見て、

過去の自分、今の自分、未来の自分、

過去の相手、今の相手、未来の相手と

きちんと向き合って生きていける人になりたいと、心の底から感銘を受けたわけです。

 

 

 

 

私は私を見つめられているかな?

周りの人たちを、大切な人を見つめられているかな?

 

 

 

りょーこでした。