[協力隊] 活動先紹介-マファ, MaFaR(農村家庭センター)-
1ヶ月ぶり。
調べものやら報告書やら書いているうちに、
”ブログってなんで書くんだろう?”みたいな、無限ループに入って
noteで戯言日記始めたりツイッタラーしたりしてました。
当初は
「私が伝えられることはできる限り漏れなくわかりやすく伝えたい!」
と思ってましたが、
今は
「1つ1つの記事を丁寧に、愚直に書く」
を当面の目標にして、あまり周囲に囚われずに書いてこーと思いました。
さて、今日は
協力隊員の唯一の義務である報告書の、第1回目の提出に合わせて活動先の紹介です。
まず…軽く配属先について
JICA協力隊は
要請に合わせてそれぞれの任地があり
それぞれの配属先に配属されるわけですが、
野菜栽培という職種であっても、配属先は
農業学校、農業普及員がいる地方出先機関、
はたまたコンポストセンターなどいろいろです。
私は、
農業省の支所への配属。
ただし農業普及員である同僚のように専門家として同じようには働けないので、
配属先からさらに、活動先を紹介してもらって活動しています。
他にも、自転車で通える範囲の農家などが活動対象です。
配属先については次回ご紹介します。
今の活動先
通称、マファ(MaFaR)。
正式名称:Les Maisons Familiales Rurales
直訳すると、農村家庭センター…(であってる?)
農村の一般家庭の収入向上を支援するような響きがありますが、
実質的には、農業大学校みたいだなと思ってます。
任地であるケトゥ市が設立した公共施設で、
フランスにモデルがあります。
農家の自立を支援し、
農村地域の発展に寄与する人材を援助することを目的とし、
講習会や実技指導、加工販売指導もやっています。
ケトゥ市が創設したはずなのに、
10年経ってやっと県知事が視察に来たくらい。
(① Sam, 1991年創設、②Kilibo, 1993年、③Abomey, 2002年、④Ketou, 2008年、⑤Lalo, 2014)
おじいちゃん会長と、女性所長と、若い男性教官の
3人で頑張って運営していて、
研修生は毎回、男20人女20人の合計40人。
受け入れ期間は原則2年間。
講習会は不定期。
泊まり込み研修は月3日。
講習会費は参加した回につき500F(≒100円)払うけれども、
授業料などは一切無し。
マファにある畑の作物で得た利益
(と若干のポケットマネー)によって、
運営されているようです。
(創設したケトゥ市は予算を当ててくれないそうで、
職員たちは常に限りあるお金と時間の中、奮闘してます。)
ちなみにフランスのマファ
↓フランスのマファのサイト(フランス語)↓
ちなみにフランスでは、
4600社の企業と提携してトレーニングを組んでいて、
21の専門分野が学べて、国家資格も取れる。
各センターごとに得意分野もあるそうで、
最初は全て農業研修だったのが、今は木造建築や食品産業、水産養殖のマファまである。
↓以下の記事を参照しました(フランス語)↓
その他活動先など
野菜栽培者グループ
ケトゥは農業が盛んらしく、若い農家がたくさんいます。
各農家さんももちろん活動先であるので、
これからどんどん訪問する予定です。
余談ですが、
ケトゥには国立農業大学もあり、
そこの学生は、まさに私が大学で勉強したような
植物学やら防除学やら土壌学やらをやってました。
話は戻って、
そんな農業が盛んなケトゥなので、
有志団体として野菜栽培者のグループがありました。
各人、メイズの専門家だったり綿花の専門家だったり、
野菜栽培全般だったり、専門があります。
そこのリーダーは、私の師匠です。
今は、フランス語レポートの添削をしてもらっています。笑
Slow Food
イタリアの国際NGO。
上記の師匠がベナン, ケトゥ市の代表を兼任していて、
講習会の費用を支援してくれているようです。
活動は、現地のベナン人たちに一任されているようです。
他にも、マファの教官が書いてくれた図によると
たくさんの団体が関わってきそうですが、
今回はここまで。
次回は、配属先について紹介します〜